マークシートのメリットとは

マークシートで採用されたOMRとはどんな仕組みなのか

評価が迅速かつ正確に行える

それでは、マークシート方式を導入することによって、具体的にどのようなメリットを享受できるのでしようか。

そもそもマークシート方式による採点方法は、試験の回答形式が二者択一(二択)、または四者択一 (四択) の場合に採用されるケースが多いです。回答した後にマークシートを一斉に集めて専用の機械装置にかけて処理されるため、スピード感を持って作業が行われます。機械が自動的に回答データを読み取るため、採点ミスを未然に防ぎ、データ処理を正確に行うことができます。

それでは、マークシート方式を導入する際に、データの読み取り精度はどの程度なのでしょうか。

大学入学共通テスト (従来の大学センター試験・共通一次試験など) をひとつの事例として挙げると、OMRによるマークシート方式の試験で、すべての受験者が適正な方法でマークを塗りつぶしていた場合は、データの読み取り精度は99%以上と言われています。

マークシートの読み取り方式の種類について

マークシート方式による採点方法でもっともポピュラーなタイプは、OMRと呼ばれるものです。OMRとは英語で「Optical Mark Reader」と言い、これを直訳すると「光学式読み取り装置」という意味になります。

OMRの機械装置を用いる場合は、紙媒体のデータから読み取り装置などのコンピュータに情報を自動的に入力することができます。具体的には、マークシートの用紙に特殊な光を当てることによってデータを正確に読み取り、特定の位置に黒で塗りつぶされた箇所があるかないか、機械が自動的に認識してデータに置き換える仕組みです。

OMRによる読み取り方式の場合は、複数の選択肢の中から該当するものをひとつだけ選ぶ択一方式で構成された試験問題に採用されます。そのため、文字や文章による記述式の回答が必要とされる試験の場合は、OMRによる読み取り方式には適していません。